夏休みの菅生で見られたビッグバトル!
第5戦の舞台、菅生には大勢の観客が詰めかけ、興奮のバトルが展開された。 |
今回は夏休みが始まったばかりとあってスタンドには数多くの子供達の姿が見られた。
雨の中、ZENTセルモSCが今季2度目のポール獲得!
第5戦の舞台、菅生には大勢の観客が詰めかけ、興奮のバトルが展開された。 (写真提供:SUPER GT.net) |
日曜日の決勝レースは曇り空の中、全車スリックタイヤを履いてスタート。好スタートを見せたZENTセルモSC(立川/高木)がレースをリードしていく。しかし、2番手のEPSON NSX(デュバル/武藤)がZENTセルモSCに肉薄するも、ZENTセルモSCはストレートの速さを生かし抜くチャンスを与えない。
XANAVI NISMO Zは日本一速い男、本山哲と昨年まではNSXをドライブしてきた松田次生が組む。 (写真提供:SUPER GT.net) |
予定通りのピットインを終えて、トップを走るZENTセルモSCは立川に交替、そしてXANAVI NISMO Zは本山にチェンジする。作業時間の短かったXANAVI NISMO Zがピットアウト時にトップに浮上、直後にZENTセルモSCが続く。そして、ここから日本を代表するGTドライバー同士の息詰まる接近戦がファイナルラップまで繰り広げられることになった。
接近戦を制したのはZENTセルモSC(立川/高木)!
テールトゥノーズのドッグファイトを展開するXANAVI NISMO Zの本山哲とZENTセルモSCの立川祐路。 (写真提供:SUPER GT.net) |
72周目、先行したXANAVI NISMO Zの本山哲がGT300のマシンに引っかかった隙を突いて、ZENTセルモSCの立川祐路が一気に加速しトップ浮上。そのまま立川はリードを広げて優勝を飾った。
今季初優勝を飾り、テレビのインタビューに答える高木と立川。 |
GT300も大接近戦!三つ巴の戦いを制したのは?
優勝を飾った吉兆宝山DIREZZA Z(佐々木孝太/番場琢)。 (写真提供:SUPER GT.net) |
アクティオ ムルシェRG-1(アピチェラ/桧井)がPPを獲得するも3周目には吉兆宝山DIREZZA Z(佐々木/番場)とEBBRO BTEC MAZIORA 350R(黒澤/黒澤)にかわされる。レース中盤にはトップを快走する吉兆宝山DIREZZA Z(佐々木/番場)の後ろにエンドレスアドバンCCI Z(影山/藤井)が続き、それに猛烈な速さで追い上げてきたプリベチューリッヒアップル紫電(高橋/加藤)がトップ争いに加わってくる。
GT300クラスの表彰台。大接戦で沸かしてくれた3台のドライバーには大きな拍手が送られた。 (写真提供:SUPER GT.net) |
次は初の超ロングディスタンスとなった鈴鹿1000kmをレポートします。
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