モータースポーツ/WTCC(世界ツーリングカー選手権)について

WTCCは異常なほどに面白い!

BMW、アルファロメオ、シボレー、セアトなどメーカーワークスのツーリングカーが参戦するWTCC(世界ツーリングカー選手権)は想像以上に面白い。生で観たマカオ・ギアレースをレポートする。

こんなに面白いレースがあったのか!?衝撃のWTCC

マカオの公道コース「ギアサーキット」でバトルをするWTCCマシン。
(写真:Yoshi KITAOKA)
マカオGPで「ギアレース」として開催されたWTCC(世界ツーリングカー選手権)は驚きの連続だった。個人的にはツーリングカーレースにはあまり興味が無かったのだが、マカオでWTCC最終戦を取材してからというもののすっかりトリコになってしまった。

WTCCはその名の通り、ツーリングカーで戦う世界選手権だ。GTとは異なり、4ドアセダンや3ドアハッチバックなどの親しみやすい車両がレースを戦っているのが特徴で、今年はヨーロッパを中心に10イベント全20戦が開催された。

かつて日本でもJTCCという名のレースが開催されていたことがあるが、自動車メーカー間の過剰な競争で消滅に追い込まれてしまった。その後、日本ではGTが人気を奪ったが、ヨーロッパでは今もツーリングカーレースが大人気なのだ。

次のページではWTCCの魅力をたっぷりご紹介しよう!

【WTCC関連記事一覧】
ページ2:WTCCは興奮度120%の超スプリントレース
ページ3:参戦車種を一挙に紹介!
ページ4:最終戦マカオ・ギアレース

GAORAで年末にWTCCを一挙再放送が決定!!
ギアサーキットを行くスペインのメーカー、セアトのレオン。
(写真:Yoshi KITAOKA)

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