品質コントロールがキモ

新型マーチ
室内空間を確保するため、全長は55mm拡大。インパネ周りは、円形をモチーフに、ユニークなデザインに仕上がっている

さらに設計時点から「コストダウン」を盛り込んだ。部品点数は30%以上少なくなり(例えばエンジンも4気筒から3気筒に変更)、生産ラインを抜本的に見直したという。日本での価格は公表されていないけれど、デミオやパッソ、スイフトといった同じクラスのライバル車より10万円以上安い模様。

タイ工場製となると気になるのが品質。実際、国内販売部門は大いに不安を感じているらしい。実車を見て「厳しい」と判断したのか、それともイメージの問題なのかは不明ながら、このあたりは日本仕様を見てから判断したいと思う。日本側で品質のコントロールをしていれば心配ないかと。
新型マーチ
欧州でも「マイクラ」として、今年の秋に発売予定。2011年には、アイドリングストップ機構とスーパーチャージャーを付加した新型のエンジンも追加される予定だ

スペックは全長3780mm×全幅1665mmと、居住性確保のため先代マーチより55mm長くしている。79馬力の1.2リッター3気筒を搭載し、燃費の良いCVTと組み合わせた。日本仕様がどうなるか不明ながら、1リッター3気筒のベーシックグレードもあるらしい。

ちなみにタイでの価格を調べてみたら、105万円から。デミオが1.5リッターながら150万円することを考えれば圧倒的に安価。日本より高いタイの自動車価格からすると、新しいマーチの価格は驚くほど安い。日本だと1リッターで90万円くらいになると予想しておく。
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