「ミニバン」は昔の話

三菱RVR
軽量化に加え、減速エネルギー回生システムなどにより、4WDモデルでも15km/Lという高い燃費を誇る

RVRというモデル、初代のデビュー当初は2列シートのスライドドア式ミニバンだった。「スポーツギア」という、今で言うクロスオーバー風の4WDモデルを追加するや、爆発的なヒットを飛ばす。しかし後継モデルに恵まれず、絶版となってしまう。

写真を御覧頂ければ解る通り、新型RVRは先代と全く違うコンセプトを持つ。SUVである「アウトランダー」のフロアを使い、前後のオーバーハングを短くしたというもの。ミニバンじゃなくSUVなのだ。本来なら違う車名を付けるんだと思う。

ただ最近の流れを見ていると、新しい車名は認知度を上げるのに苦労してます。覚えてくれないワケ。だったらネームバリューのある「昔の名前」を使いましょう、ということになったに違いない。広告にお金を掛けられない状況を考えれば悪くない作戦か。

クルマの仕立ては前述の通りアウトランダーのオーバーハングを詰めたものながら、同時に思い切った軽量化を行っている。さらにエンジンも2リッター/2.4リッターから一回りコンパクトな1.8リッターにしているため、大雑把に言って170kgも軽い。

これだけ軽いと燃費を劇的に改善出来る、ということなんだろう。10・15モード燃費は、4WDですら15km/Lという素晴らしい数値を実現できた。15.2km/LのFFと合わせ、全グレードエコカー減税の対象となっている。