LEXUS(レクサス)/LEXUSの車種情報・試乗レビュー

レクサスLSの「進化度」やいかに?(2ページ目)

メルセデスやBMWと同様に、レクサスも年次改良を行っている。先日行われた「レクサスオールラインナップ試乗会」でマイナーチェンジされたLS460に試乗したので、「進化度」をチェックしてみた。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

メルセデス、BMWに変わる選択肢

レクサスLS460
シート・ドアトリム・ルーフ・本木目パネルに様々な素材・カラーを設定したうえ、シート・インストルメントパネルの各ステッチカラーの選択することにより、3万通り以上の組み合わせが楽しめる内装カスタマイズプログラム「L-Select」を一部仕様にオプション設定している

2台目はロングボディに設定された「バージョンUZ」。リアシートも左右独立で温度調整可能なエアコンや後席用モニターなどを装備する豪華グレードだ(インテリアカラーなどは相当自由に選ぶことが可能)。こちらは快適性を重視しているだけに、バージョンSZと比べると一段と滑らかな乗り心地。イメージで言うと「ベンツやBMWより気持ち劣るだけ」といったところ。もちろんいつ変速したかまったく分からない8速ATのスムースさやセルシオ時代から定評のあった静粛性は世界トップレベル。

クルマの仕上がりだけでなく、高級車としては個性に欠けていたマークレビソンのオーディオが低音をキッチリ出すようになったりと、今まで不満だった部分はほぼ改善されている。ベンツEクラスやBMW5シリーズからのステップアップを考えているなら、輸入車とは違ったキャラクターを持つレクサスLSも候補に入れたらいい。

撮影:尾形和美・カーセンサー
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