ハリアーの後継モデルか?

フロントビュー

写真のRX270は、新設定されたArt Works「RX in SUNLIGHT」。専用のフロントグリルやアルミホイールを装着している。ボディカラーのスターライトブラックガラスフレークも専用色で全10色を設定する。ボディサイズは全長4770×全幅1885×1690mm。RX270の価格は415万~473万円

レクサスRXに2.7Lガソリンを搭載したRX270が加わった。ハリアーの実質的な後継モデルか?ともささやかれているが、当面ハリアーの継続販売を続けていくようだ。

なお、ハリアーのフルモデルチェンジや次期モデルは、「まだ何とも」というのがメーカーの返答だ。RX270とハリアーの食い合いについては、ハリアーを指名買いする人もいるし、レクサスに乗りたいとステップアップを図る人もいるという。RXのボトムシリーズであるのと同時に、レクサスシリーズのエントリーモデルとしても期待も担っているのだ。ハリアーのいかにも分かりやすい高級感に惹かれれば、モデル末期だが、指名買いで手に入れてもいいし、レクサスへの憧れがあるなら迷わずRX270。これがこの2台の選び方でいいのではないだろうか。

さて、RX270の最大のニュースは、「1AR-FE」を初めて搭載したことだ。北米でリリースされているヴェンザやハイランダーといったSUVに搭載されている直列4気筒エンジンで、RX270のスペックは、最高出力が188ps/5800rpm、最大トルクが25.7kg-m/4200rpm。燃費は10・15で10.4km/L、より実際の走行パターンに近い測定法のJC08モードでも落ち幅は少なく、10.0km/Lちょうどになる。

スペック以上の力強さ

エンジン

エンジンは2671ccの直列4気筒。188ps/25.7kg-mというスペックだが必要十分以上のパワー&トルクを見せてくれる。燃料はハイオクではなく、RXシリーズでは唯一のレギュラーガソリン仕様なのも見逃せない

RXには、3.5LのV6を積むハイブリッドのRX450hとガソリンのRX350があるが、前者はエンジン出力だけでも249ps、後者は280psを誇る。それに比べて、RX270の188psはいかにも心細く感じるが、それは杞憂だ。停止状態からアクセルをゆっくり踏み込むと、想像以上の動き出しの軽さで1810kgの車重を前に押し出す。個人的には、もう少し飛び出し感を抑え、出だしはゆっくりとしかし確実に加速Gをかけたい。いずれにしてもパワーへの不安はない。街中でのストップ&ゴーでも、登坂路でも流れをリードするのはたやすい。

次ページ
は走りについて