ホンダの主役は温故知新のスポーツカー(2ページ目)

見た目よりも先進的

ファニーなデザインが印象的な「PUYO（プヨ）」。開口部を広くとるためにガルウィングを採用するなど斬新な発想が光る

燃料電池＋インホイールモーターのコンセプトカー「PUYO（プヨ）」も興味深い。一見すると「どちらが前か後ろか分からない」と感じる癒し系のデザインに目を奪われる方も多いと思うが、開口部を広くするために使ったガルウイングドアなど技術的な提案も多く、ぜひ見ておきたいところ。

次期インスパイア。3.5リッターエンジン搭載でプライスは300万円以下が予想される。お買い得感は高そうだ

市販予定車として、年内に登場する新型インスパイアも出品される。新型インスパイアはアメリカで販売されている「アコード」を日本向けにしたもの。3.5リッターエンジンを搭載し、全長はレジェンドよりも長いという。写真を見ただけだとインパクト的に強くないものの、300万円以下と予想される安い価格を武器にどの程度の支持を集められるか注目したい。

前回の東京モーターショーでお目見えした燃料電池車「FCX CONCEPT」もバージョンアップして登場

その他、05年の東京モーターショーに出品された燃料電池車「FCX CONCEPT」の進化バージョンや、発表されたばかりの新型フィット。F1マシンを代表とするレーシングカー、クリーンディーゼルなどお楽しみが満載のホンダブース。気になるコンセプトカーや技術があったら、ぜひ説明担当員に聞いてみて欲しい。

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