LEXUS(レクサス)/LEXUSの車種情報・試乗レビュー

超弩級ハイブリッド、レクサスLS600hの未来(3ページ目)

レクサスの真打ち、LSのハイブリッドモデルが5月17日に登場する。1000万円オーバーの超高級車で、低燃費のハイブリッド。時流にのった話題作である。ドイツで行われた国際試乗会の模様をお伝えしよう。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

ハイブリッドは「武器」になるのか?

インテリア
エンジン回転数が抑えられため、車内の静粛性は高い

永田:
師匠はLSのような超高級車とハイブリッドの相性についてはどう思われますか?

国沢:
かなりいいと思うよ。ここまで話してきたように動力性能と燃費を同時に向上させられるし、東京都内のようなに渋滞の多いところだったら特にメリット大きい。

永田:
法人所有などの場合には良いイメージで見られるでしょうしね。

国沢:
1000万円オーバーのクルマを買うような人で燃料代を気にする人はまずいないだろうけど「ハイブリッド=低燃費」っていうイメージは大きなプラス。さらに運転手さん付きで使うことを想定すると、ハイブリッド車はエンジン回転を低く抑えられる(100km/hで1200回転程度)点や、アイドルストップできるため静粛性も良くなるといったメリットもある。後ろに座る人のことを考えてもハイブリッドのVIPカーというのは面白い。

永田:
ハイブリッドという新たな武器を与えられたLSがベンツSクラス、BMW7シリーズといったライバルどんな戦いをするかとても興味深いですね。

国沢:
ハイブリッドへの認知の高まりなどを含めて考えれば、かなりいい勝負できると思うな。


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