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宗旨替えしたホンダの4WD(3ページ目)

正直言ってホンダの4WDの評価はそれほど高くなかった。端的にいえば「楽しくない」のである。ところが、最新の4WDシステムは、意外なほど完成度が高くなり、「楽しい4WD」に仕上がっているという。

「滑ること」を前提にした新4WDシステム

RDX
今回の雪上試乗でいちばん楽しかったのはアキュラRDX

ちなみに改良型は『カム付リアルタイム』などと呼ばれる。今回CR-Vに試乗したのだが「これくらい走れて、エンジンブレーキ時に安定していれば文句ないでしょう!」というレベル。
クロスロード
2月に登場したばかりのクロスロード。193万2000~291万9000円。写真は最上級グレードの20Xi
他社の姿勢制御装置無しの電子制御4WDよりはずっと良い。それでいてリーズナブル。ニューモデルのクロスロードの価格表を見たら、VSAの他にワイパーデアイサーなども加わる4WDが25万円高なのだ。このシステムなら口の悪いヒョウロンカも文句無し。

参考までに書いておくと、今回楽しかったのは『SH-AWD』を採用している輸出仕様のアキュラRDXと、試乗車の時間待ちの時の乗る4輪バギー。この二つ、滑ることを前提にした本格派の楽しい4WDでありました。

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