
新型マーチの売れ行きが絶好調である! 発売後一週間の受注台数は2万5千台に達しており、発売後10日間で2万3千台受注したフィットを超えるペース。果たして素晴らしいクルマなのだろうか? 結論から先に書いてしまうと「欲しいなら止めないけれど、現段階ではクルマが解る人だと不満多い」といった評価になると思う。良い点と、不満ある点をつらつら並べてみたい。

環境にもやさしい。排気ガスのクリーン度を示す☆印は、全モデル最上級の☆三つ(超-低排出ガス基準)。交通量の多い地域なら、排気ガスは大気よりクリーン。汚染された大気を吸っても、ガソリンと一緒に燃やしてしまうのだ。空気清浄機みたいなもの。それでいて価格設定はトヨタの人気コンパクトカーであるヴィッツより安い。ヴィッツの1000cc(F Dパッケージで108万5千円)とマーチの1200cc(12cが109万5千円)が1万円しか違わない。普通、200cc違えば10万円くらい高くなることを考えると、明らかにヴィッツよりお買い得。

ソフトなサスペンションの割に、路面のデコボコを車体に伝えるのも不満。ロードノイズまで大きいことから推定すると、タイヤが硬すぎるのだろう。全般的に賑やかで振動大きい傾向。また、ヴィッツと比べればリーズナブルな価格ながら、このクラスの売れ行きNo1車であるフィットより割高である。フィットはマーチより格段に広いリアシートや(フィットのリアシートなら成人男性が快適に座れる)シャッキリしたサスペンションのボディに1300ccを搭載し、5万円高。いや、買うとなればマーチの値引き5万円に対しフィット10万円だから同じになってしまう。
といったあたりを理解した上でマーチを選ぶなら、安全で環境にやさしいコンパクトカーだと思います。