さて新型タイプRは100点か? 100点です! 220馬力もあるFFを電制トラクションコントール無しでここまで手なずけたというのが凄い。ただもう少し改良すれば120点献上する。オタッキーになるけれど具体的に書けば、ハンドリングではテール流れた時のコントロール性が課題。インフォメーションが薄いのだ。そしてエンジン。「自動車のエンジン」として評価すれば先代より全て勝っているけれど、ワクワク感みたいなものは希薄になってしまった。騒音を低くしたら気持ちよい音まで無くなったという。ドライバーをワクワクさせるVTECの切り替え音も「騒音」だと考えたらしい。スポーツモデルは「騒音評価」でなく「エンジン音評価」にすべきだと思う。特にレッドゾーン直近の2千回転くらいは、もうシビレちゃうくらい楽しいエンジンにして欲しいです。

以上、とても楽しいタイプRながら、259万円というランサーエボリューションに迫る価格に見合った強い個性があればさらに良かったと思う。乗り心地や衝突安全性など先代より全ての点で大人になった反面、溢れ出るような魅力は少し薄くなったのが残念。

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