アメリカから手に入れる、というネット時代の離れワザ　秋色カラーストーンはここで買う

バッグやシューズなど、ファッションアクセが軒並みデコラティブになっているこの秋、ジュエリーもダイヤモンドでシックにまとめるよりは、カラーストーンをじゃらじゃら着けて、グラマラスに決めたいもの。でも今、国内に出回っているものは、素材価値のわりには高すぎたりして、今イチ買う気がおきなかった人もいるのでは。

わたしがこのところ、毎日とっかえひっかえして楽しんでいるカラーストーンは、じつはアメリカ最大手のネットオークションサイト「eBay」で購入したもの。ここではたくさんの個人デザイナーたちが自作のジュエリーを出品していて、キュートでお手頃なカラーストーンもいっぱいあるのです。

ブリオレットカットの ピアスたち。片耳ずつ 撮影しています。 左から、 ペリドット：50ドル シトリン：31ドル ブルーカルセドニーと アクアマリン：32ドル ルビー：53ドル。 すべて14K GF。

さあ、まずはeBayのJewelry & Watchesトップページにアクセスしてみて。ざっと300くらいはあるカテゴリーがズラリと表示されたら、Designer, Artisan Jewelryのカテゴリーをクリック。左上方の検索窓に、たとえば「briolette」とキーワードを入れてみましょう。何百というブリオレット（しずく形）カットのジュエリーがリストアップされるはずです。

お次は、検索キーワードに「brio」とだけ入れてみて。やはりブリオレットカットがリストアップされます。これでも百点近く出てくるのだから、相当な数ですよね。

インド産ルビー？ 強烈な赤がインパクト大。 セットで着ければ パーティでも通用しそう。 ネックレス：60ドル ピアス：53ドル。 ともに14K GF。

なぜ、キュートなものが多いのか？　半貴石のビーズやブリオレットカットのブームは、日本よりもずっと早くアメリカで巻き起こっていました。だからこそ、こなれたデザイナーもたくさんいるし、デザインバリエにも幅があるというわけ。

なぜ、お手頃プライスなのか？　一見、18金に見えるジュエリーのうち多くは、真鍮やシルバーなどに金を厚く張った「Goldfilled」と呼ばれる素材を使っています。「Solid Gold（金むく）」でもほとんどが14金なので、見た目のわりには価格は低め。

真珠貝にバラの花を ハンドペイントした ロシア製トップは、 流行っているらしく 似たものをよく見かける。 珊瑚とアメシストの ローズペンダント ：55ドル アメシストフリンジの 18Kネックレス ：300ドル。

eBayにユーザー登録し、目当てのジュエリーを落札したら、支払いは、PayPalというシステムを通じてクレジットカードで行います。PayPalはEメールアドレスを銀行口座がわりにして金額をやりとりするので、簡単で手間いらず。この口座の開設は、eBayを楽しむにはほぼ必須といっていいでしょう。

最大のポイントは、ずばり英語。ハイレベルな語学力はいりませんが、メールで日本への発送が可能かどうかをたずねたり、送料を確認したりするくらいの短いやりとりは必要です。これがクリアできそうだったら、ぜひeBayでのジュエリーショッピングに挑戦してみて。わたしもこの秋は、まだまだネットでお買い物してしまいそうな予感！

長さ約2cmの 大粒ブルークォーツ・ ブリオレットは、 レザーコード付きで 10ドルにて落札。 金具はシルバー。