ビジネス、ファッション業界が注目する2009年の色(4ページ目)

ファッションビジネスの専門家が選ぶ、2009年の注目色

アースカラーのような自然な色合いは、2009年注目色の１つ

日経流通新聞（日経MJ）の記事「2009年ファッション予測」（１月１日）では、小売業のバイヤーなどファッションビジネスの専門家が選んだ、2009年の注目色が紹介されています。

2008年の「エスニック」のような「民族調」の流れは、2009年も持続しますが、2009年は「トライバル」というキーワードに象徴されるように、アフリカの要素が入ってきたり、柄がより大きくなるなど、原初的な強さが感じられるのが特徴です。このような動向を象徴する色として、大地のようなアースカラーが注目されています。

明るいピンクも、2009年の注目色の１つ

また、ピンクも2009年の注目色の１つですが、鮮やかなピンクというより、桜の花びらのような明るく自然な色合いが、2009年らしさのポイントです。

アースカラーやピンクのような自然な色合いが注目される一方で、３割くらいの専門家は、コントラストの強い白と黒のモノトーンにも注目しています。

世界不況を背景に、2009年は2008年よりもさらに厳しい１年となりそうですが、ファッションは明るく前向きに、そして、自分流にしなやかに楽しみたいものです。精神的な重圧に負けないポジティブな姿勢が、トレンド感のある着こなしの決め手となりそうです。

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