活力が湧いてくるような演出
企業名:大正製薬 商品名:リポビタンD タイトル「マリンブルー」篇 ケイン・コスギ、滝川英治(2001年) |
松本:
ハラハラドキドキした後、元気や活力が湧いてくるような感覚が残ります。どのような工夫をなさっていますか?
吉田さん:
元気や活力は危機を乗り越えた後の飲みカットでシンボリックに表現します。二人を下から見上げるアングルで腕の筋肉、喉の動きを強調し、その先には気分爽快な青空が広がっています。
ちなみにこの「マリンブルー」篇は、オーストラリアで撮影しました。カメラマンもオーストラリア人です。海の撮影のノウハウ、そしてカメラが乗る船のコントロール、海上撮影用の機材などとても優秀です。マリンスポーツが盛んなオーストラリアでの撮影ならではのセッティングになっています。
松本:
日常の生活シーンで、活力がほしいとき、どんな配色が効果的でしょうか?
吉田さん:
元気になる配色ですね。夏、自然、太陽、避暑地、都会型田舎生活、アスファルトジャングル、そんなキーワードが浮かんできます。空のブルー、海のブルー、自然のグリーン、炎天下の都市空間。そんなバックグランドのカラーに対して主役である「ワタシ」はどんな色を選ぶか、選びたいか。
思いっきり原色の組み合わせがこの季節の気分を高揚すると思います。鮮やかな黄色、オレンジをシャツのキーカラーにしてブルーのパンツ、白いパンツ。大好きな模様のシャツ、例えばお気に入りの図案のアロハ。赤と白の模様や補色関係の組み合わせ(黄色とブルー、オレンジと黄緑など)を大事にした方がいいと思います。大自然の中で、真夏の都会で他を圧倒するくらい鮮やかな配色が目に飛び込んでくると気分爽快です。遠慮せずに大胆に着こなしてみましょう。是非是非。
あるいは、ちょっと押さえ気味に鮮やかな色と無彩色の組み合わせもオシャレです。明るいグレーや白を上手くミックスしたいものです。
どちらにしても「ワタシ」は日常という映画の主人公、「ワタシ」主演の映画をイメージして他の人が真似ができないストーリーをエンジョイしましょう。
【プロフィール】
吉田博則さん
映像ディレクター。
1978年、九州芸術工科大学画像設計学科卒業後(株)東北新社CM企画演出部入社。1987年、独立してフリーランスとなる。
1988年、吉田博則事務所設立。
1994年、日本通運・ユーロネットワーク・けんか篇(ACC賞受賞)。
1999年から2007年、花王・ニュービーズ母と娘シリーズ。
1989年から2007年、大正製薬・リポビタンDファイト一発シリーズ。
2004年、ショートフイルム子供が危ないカンボジア篇「道をそれてはいけないよ」を有志と自主制作。
【LA国際ショートフイルムフェスティバル2004】入賞。
【EARTH VISION 第14回地球環境映像祭】入賞。
2007年、福岡に新事務所設立、現在に至る。
連絡先:zzzhzzzh@gmail.com
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