CONTENTS
Page1:普段着としての着物、ファッションとしての着物
Page2:オータムタイプのためのコーディネート
Page3:ウィンタータイプのためのコーディネート
「awai」ならではのコーディネートの提案
着物は色選びが難しい…。わたしたちがこれまで着てきた振袖や浴衣は、特別な日のための”イベント着”でした。「awai」の着物の特徴は、着物の伝統を踏まえた上で、洋服感覚の色・柄を取り揃えているところです。さらに、パーソナルカラーや独自のノウハウを用いて、コーディネートの提案まで行っています。
パーソナルカラーとは、似合う色や苦手な色の傾向を把握し、個性やライフスタイルに合ったスタイリングを考えていく手法のことです。基本となる4つのタイプをご紹介していますので、まずはあなたのカラータイプを見つけましょう。
【パーソナルカラー診断 レディース編・パーソナルカラー診断 メンズ編】
オータムタイプのためのコーディネート
着物は帯を変えるだけで、カジュアルにもフォーマルにも変化させることができます。同じ着物を帯を変えて、シーンに合わせたコーディネートを提案していただきました。まずは、オータムタイプの方のためのコーディネートを、2通りご紹介します。
【オータムタイプ レディース編・メンズ編】
女友達とちょっとしたお食事へ
生成色系統の着物に、濃いこげ茶色の帯。帯締めと帯揚げに、着物の色をリフレインして、清涼感のあるコーディネートにしました。 |
イエローベースのオータムタイプ。オータムタイプの方にはナチュラルカラーがオススメです。特に春夏であれば、ワードローブに、生成色系統の着物があると、とても重宝するでしょう。ベーシックな色なので、合わせる帯の色や種類を変えることで、印象を変えることができます。
一つ目のコーディネイトには、濃いこげ茶色の博多帯に着物の色に近い帯締めと帯揚げを合わせました。
薄い色の着物に濃い色の帯を合わせることでグッとしまります。そして、地味になりすぎないように着物と同系色の帯締めと帯揚げを合わせ、季節感にふさわしい清涼感を演出しました。
彼といつもカフェへ
長襦袢を着ないで、浴衣風に着こなす場合は、素足に下駄というスタイルで、カジュアルに。 |
久留米絣の着物は、綿100%のため、着物の下着である長襦袢を着ずに、肌着の上に直接着ることで、衿のない浴衣風に着ることもできます。
ニつ目のコーディネイトは、カジュアル感を演出するために、オータムタイプの方に愛称の良い緑の半幅帯(博多織)を合わせてみました。帯の上には、カラシ色の細めの帯締め(三分紐)を付け結び目を付けて可愛らしさを演出。浴衣風の着こなしのため、足袋を履かずに素足に下駄というスタイルでバランスをとりましょう。きっと彼も喜んでくれそうですね。
次のページでは、ウィンタータイプのためのコーディネートをご紹介します!