ターコイズのカラーバリエーション
ブルー×ブラックのスパイダーウェッブはハードなイメージ(画像をクリックすると大きな画像がご覧になれます。) |
高瀬:ターコイズと一口にいっても大きさ、色、形などいろいろあって、色や内包物などは取れる場所によって違いがあります。日本では昔から内包物の無い水色のターコイズがいいとされてきたので、ターコイズブルーの方が多いのだと思います。黒い蜘蛛の巣状の模様(スパイダーウエッブ)の価値が浸透してきたのは最近の事です。
グリーンに複雑な色が混じったスパイダーウェッブ(画像をクリックすると大きな画像がご覧になれます。) |
高瀬:そうですね、上でも軽く触れたように、地中奥深くにあるターコイズにはマインによって内包物が入るものがあるのですが、その中で黒い筋状の物が蜘蛛の巣状に入った物をスパイダーウェッブといいます。形や大きさ、色など一つ一つが違う表情を持っています。この写真のターコイズは、元々このようなグリーン系の色ですが、ターコイズは身につけている人の皮脂を吸収し、長いと時間をかけてブルーからグリーンへ変色する性質もあります。
ターコイズの原石 |
高瀬:同じマイン(産地・鉱山)の中で色のランク付けはあると思うけど、他のマインと比べるのは分かりません。というのは、マインごとに特徴があるからです。また、閉山されたマインのターコイズは希少価値が高いので、非常に高価です。ターコイズの代表的な名前をあげるとすると、ビズビー、ランダーブルー、ナンバーエイト、スリーピングビューティー、キングマン、ローンマウンテン・・・といったところでしょうか。