自分らしさを追求する女性のためのバッグ

「MARIA STELLA」（マリアステラ）の誕生秘話

先月、世界の賓客を魅了し続ける5ツ星ホテル「ザ・リッツカールトン東京」にて、2008年春夏コレクションデビューを遂げた「MARIA STELLA」（マリアステラ）の2008年秋冬コレクションの展示会が開催されました。

「MARIA STELLA」とは、真のフィレンツェスタイルを発信するバッグブランド。フィレンツェと言えば、ルネッサンス発祥の地、花の都としても知られるイタリア・トスカーナ州の州都。歴史を感じさせる建造物が立ち並び、伝統的な工房が軒を連ねる一方、流行の発信地としても創造的な活気に大変溢れている地です。MARIA STELLAとは、そんなフィレンツェで活躍する一流の皮革職人たちの伝統的な技術と感性が集結したブランド。

日頃、様々なブランドからのオーダーに応じているフィレンツェの職人たちの中でも、特にマエストロと称えられる職人たちがクリエイト。彼らのアーティスト性豊かな才能のままに制作を依頼して、誕生したMARIA STELLAのバッグは、まさにオートクチュールを手にするようなクオリティとオリジナリティ、そして希少価値を誇っています。

ブランド名「MARIA STELLA」も、職人たちの声から誕生しました。マリアは永遠の聖母マリア様、ステラは星。いつまでも輝き続けるブランド、本物の輝きを持つ女性たちにこそ選んでいただけるブランドでありたい……そんな職人たちの想いが詰まったネーミングなのです。

では、なぜ職人たちがバッグをデザインから手掛けることになったのでしょうか。それは、多くのフィレンツェの職人たちは、フィレンツェに伝わる伝統（その伝統とは、「先人達が築き、磨き上げてきた卓越した技術とともに創造性を具現化すること」を意味します）を誇りに思い、その継承に努めてはいるのですが、実際には多くの職人はそれを充分に発揮できていない現状があります。

なぜならば、現在の職人の仕事のほとんどが、様々なブランドのオーダーに応えることに限られているからです。例え、技術を披露することはできても、自身の思いのままにクリエイトすることが難しいのです。

MARIA STELLAでは、職人たちのそうした環境に一石を投じるべく、常にそれぞれの才能を遺憾なく発揮できる機会となっているのです。

Page２：フィレンツェ職人の制作風景
Page３：現代的なモードの薫り漂うバッグ


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