・目の届く範囲にコンピュータを置く
お子さんが小さいうちから子供部屋へコンピュータを置くことは、あまりお薦めできません。
子供たちが使っているソフトウェアや、インターネットで閲覧している サイトの内容を保護者の皆さまが把握できなくなりますし、ゲームや娯楽性の高いソフト・サイトは お子さんを個室にこもらせてしまう可能性があります。
リビングやキッチンの隅など、お子さんの様子・雰囲気を感じられる場所に置き、 保護者の方が調べものを手伝うなどの環境作りを心がけたいですね。
・個人情報の管理やネチケットについて学ぶ
インターネットを使った犯罪やトラブルにお子さんが巻き込まれないよう、 細心の注意を払う必要があります。
ネット・メールデビューの前に、 個人情報の管理やネチケットなど、保護者の皆さんと一緒に少しずつ根気良く 勉強しておきましょう。
また、ご家庭でお子さんがコンピュータを操作する際は、できるだけ保護者の方に 側で様子を見守っていただきたいものです。
お子さんが何に興味を持っているのか、学校ではどのような学習をしているのか、 保護者の皆様が知る良いきっかけにもなるでしょう。
・「夕食の時間まで」等、使用する時間を予め決める
視力への影響はもちろんのこと、 コンピュータと付き合う時間が長くなる分、 ご家庭でのコミュニケーションや会話の時間が減ってしまうのは寂しいことです。
ゲームにしろ、学習ソフトにしろ、夢中になって長時間コンピュータに向かわないように、 各ご家庭で予め使用時間を決めておきたいですね。
新学習指導要領本格実施に伴い、ほとんどのお子さんがコンピュータに触れる機会を持つことになります。
保護者の皆さまも新しく始まる授業内容に不安な部分もあるかもしれません。
子供たちは自分から興味を持てば、あっという間にタイピングもソフトの操作方法も覚えられます。
しばらくは、操作方法よりも 「コンピュータをどう生かすのか」、「何を調べたいのか」、 「個人情報の扱いやネチケットは万全か」を 学校やご家庭で気をつけてみてあげたいものですね。
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