一定期間、英語漬けになれる
専門家によると、語学を学ぶときは“短期集中”のほうが伸びるそうです。子供たちは朝から晩まで英語漬けの日々を過ごします。柔らかい頭ですから、そりゃ伸びるでしょうね。 |
取材を進めていて私が良いと思った点は、インターナショナルな視点から児童、生徒への教育に取り組んでいるプロの先生たちが作ったプログラムであること。キャンプ中のプログラムにはそれぞれプロの先生が指導にあたります。たとえば調布のスイミングのプログラムは、プロの指導者が担当します。プロ意識がとても強くて個性的な先生に習うことができるなんて楽しいでしょうね。
キャンプの内容
楽しい時間はすぐに過ぎてしまいますね。サマーキャンプは実も伴う良い経験になることでしょう。 |
六本木では、音楽、体育、テーマ別のクラスを柱として多種多彩なクラス設定になっています。ちなみに昨年度は、恐竜と形、昆虫と蝶、農場などをテーマに表現や文化を学びました。本当に多彩なクラスです。調布では、スイミング、クラフト、ローラースケート、コンピューター、グループワーク、クッキング、マジックなどなど。
子どもにはそれぞれ得意な分野があるので、これだけいろいろなクラスプログラムがあれば、どんな子どもも輝けるチャンスがあります。得意なこと、好きなこと、苦手なこと、嫌いなことを、友達と一緒に楽しむ、何とか乗り切る、協力してがんばる、など精神的にも鍛えられるはずです。すべて英語で進みますが、英語は勉強するものではなく、コミュニケーションの手段であることを自然に感じることができると思います。
老舗インターナショナルスクールが主催するキャンプはASIJだけ!
取材をして初めて知ったのですが、老舗のインターナショナルスクール主催のキャンプはASIJだけだそうです。この時期になると生徒募集広告で見かけるサマーキャンプは、イベント企画会社がインターの建物を借りて商売するサマーキャンプ。少し見ただけでは区別がつきにくいですね。
とにかく歴史が長いASIJのサマーキャンプ。今年で36年目です。続けていくスクール側も念入りな事前準備が必要なので、このプログラムを維持していくためには子どもたちへの教育に対する強い信念があるのだと思います。
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