ベトナム人の先生
「今日は休み明けだから、子どもたちの数が多くて大変だわ。」と先生。中に入ってあいさつをすると、真っ先にこの言葉でした。教室内には15名ほどのアシスタントがいて、各テーブルは子どもたちでいっぱいです。「自由に見て過ごしてくださいね。」「ありがとうございます。」と私。1時間ほど教室で過ごしました。
ベトナムからの移住が多い教室
Readingの教材の表。子どもたちは自分のレベルに合わせて教材を学習していく。ここカナダでも自学自習スタイル。アシスタントたちがたくさんいました。 |
この教室にはベトナムから移住してきた子どもたちが多くいました。私が座ったテーブルにはベトナムから移住してきたという子どもたちが一生懸命、算数の問題を学習していました。
カナダという国の特徴なのでしょうが、言葉の問題などで「移住」の子どもたちが学校教育の中では、なかなか学習に追いついていけないため、公文式教室に通っているという現状がありました。リーディング、ライティング、算数・数学、これらは基礎的なことですが、毎日プリント学習することで、確実に成果を得ています。
カナダの子どもたち、読み書きに課題
日本でも読書離れが叫ばれていますが、カナダでも読書離れがあり、日本の読み書きにあたるReading能力, Writing能力のアップに力を注いでいるそうです。また、英語を母語とする子どもたちも公文式の教室で国語教材に取り組んでいる姿がありました。
課題図書をしっかり読書をしたらメモをノートに記録しておく。私が会った子どもは薄い冊子の本を読んでいました。 |