子供の英語教育/子供英語関連情報

海外の公文式教室はどんなところ?(2)

教室の様子。日本との違いは何でしょう。日本発の学習方法に世界中が注目しています。海外の公文式教室を訪問しました。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

ベトナム人の先生


「今日は休み明けだから、子どもたちの数が多くて大変だわ。」と先生。中に入ってあいさつをすると、真っ先にこの言葉でした。教室内には15名ほどのアシスタントがいて、各テーブルは子どもたちでいっぱいです。「自由に見て過ごしてくださいね。」「ありがとうございます。」と私。1時間ほど教室で過ごしました。

ベトナムからの移住が多い教室


kumon
Readingの教材の表。子どもたちは自分のレベルに合わせて教材を学習していく。ここカナダでも自学自習スタイル。アシスタントたちがたくさんいました。


この教室にはベトナムから移住してきた子どもたちが多くいました。私が座ったテーブルにはベトナムから移住してきたという子どもたちが一生懸命、算数の問題を学習していました。

カナダという国の特徴なのでしょうが、言葉の問題などで「移住」の子どもたちが学校教育の中では、なかなか学習に追いついていけないため、公文式教室に通っているという現状がありました。リーディング、ライティング、算数・数学、これらは基礎的なことですが、毎日プリント学習することで、確実に成果を得ています。

カナダの子どもたち、読み書きに課題


日本でも読書離れが叫ばれていますが、カナダでも読書離れがあり、日本の読み書きにあたるReading能力, Writing能力のアップに力を注いでいるそうです。また、英語を母語とする子どもたちも公文式の教室で国語教材に取り組んでいる姿がありました。

kumon
課題図書をしっかり読書をしたらメモをノートに記録しておく。私が会った子どもは薄い冊子の本を読んでいました。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます