子供の英語教育/子供英語関連情報

海外の公文式教室はどんなところ?(1)

日本発の公文式学習スタイルが世界で注目を浴びています。日本との違いはあるのでしょうか?世界46カ国にある公文式教室。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

世界46カ国にある公文式


公文式は「自学自習」タイプの学習方法です。この学習方法が世界から注目されており、今では46カ国に公文式教室があります。海外の公文式教室では、算数・数学など一教科のみの国が多いそうです。

世界各国で公文式が注目される理由として、子どもの姿から得られる実績から「確実に伸びる自学自習タイプの学習方法」というイメージがあるようです。46カ国と聞いてビックリしますが、実は公文教育研究会は世界進出を狙ったわけではないそうです。海外公文式教室の発端は、公文式を学習していた子どもたちに海外赴任期間も継続して学習を続けさせたいと保護者の方々が希望したことだったそうです。

Kumonこれがどんどん広まり、ここ数年で展開した国はカタール、ベトナム、ギリシャなどです。すごいことになってきています。この広がりをうけて公文式教室のことに注目した米国在住の日本人ジャーナリストの方が実に興味深い本を出版しています。

岩波書店から出版されている「寺子屋グローバリゼーションThe Kumon Way」(木下玲子著:岩波書店:2006)には、創始者、公文公(とおる)氏の生い立ちから公文式教室を開校するに至った経緯、世界に飛び出した公文式の教室の発展、アメリカ、インド、イギリスなど子どもたちの手に公文式の教材が届いた瞬間、その成果が詳しく載っています。著者の木下さんが世界中を歩き回って集めた情報をドキュメンタリーのように記述されています。
公文式が世界で注目を浴びる理由は何?著者の木下さんが世界を飛び回って集めた公文式の秘密がわかります。
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