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帰国子女イメージは“英語が話せる子供”?(2ページ目)

一般的に、帰国子女というとイメージすることは何ですか?ステレオタイプ像は「英語が話せる子」ですね。でも帰国子女をひとくくりには言えません。もっと深く考えることがあります。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

この子は帰国子女?

両親は日本人でも育ちが外国だとその土地の影響を大きく受けて育つ。
両親は日本人でも育ちが外国だとその土地の影響を大きく受けて育つ。

現在小学校6年生の子です。

日本で生まれ、アメリカ、シカゴで育ち、小学校3年生のときに日本に帰国した子です。小学校2年生までアメリカの小学校で過ごしたため、英語のほうが簡単で楽だという子です。両親は日本人なので家庭内では日本語。日本語での会話は不自由していませんが、日本語の読み、書きに関してはとても難しいと言っています。

彼女の場合も確かに帰国子女ですよね。海外出産コンサルタントのノーラ・コーリさんが日本は異国と感じる帰国キッズについて書かれていますが、赤ちゃんの頃から日本で育っていないので、日本人なんだけど、日本人の感覚のない子という感じでしょうか。

本質をみると

一般的には、帰国子女のイメージは英語ができるイメージが多いようです。本質のところは異文化、海外生活、外国語に触れ、その影響も大きく受けている子どもということでしょう。実際は、海外生活をする子ども自身のストレスも大きく、自分の身の回りに起きるさまざまな問題を克服していきながら成長している子どもです。さらに帰国子女たちには、海外生活から帰ったあとの日本の生活でも様々な出来事が起こるようです。続けて取材を深めたいと思います。

関連サイト

海外子女・帰国子女教育新幸財団

あかまんまみーあ「帰国キッズからみた日本」

記事「帰国子女には日本は異国?」
記事「帰国子女には勝てないの?」
記事「中国の日本人学校・国際教育」

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