<インターナショナルスクール訪問記>
横浜市保土ヶ谷区にある「S&Sインターナショナル・キンダーガーテン」。レンガ造りのオシャレな建物は3階建て。JR保土ヶ谷駅徒歩3分の便利な場所にあるスクールです。
渋谷東急で友人たちとの食事中の会話。「清水さん、すごいインターナショナルスクールが横浜にありますよ。5歳児が憲法について英語で討論していてねー。」「なっに~?どっどこのスクール?」さっそく、取材のアポを取って横浜へ!
午前10:30分、正面玄関を入るとテレビモニター前にお母さん方がズラリ。自分の子供の様子をテレビ画面で見ています。一般的には、子供をインターナショナルスクールに通わせているご家庭は比較的裕福。駐車場にもゴージャスな車が並んでいたりします。「あれ?普通のインターナショナルスクールと様子がちがうなー。」と思いつつも園長先生の案内でクラスを次々と回りはじめると・・「これはすごい!」
最初に出会った子供たちは玄関横の庭でシャボン玉遊びをしている1歳半~2歳児。カメラを向けるとかわいくポーズしてくれました。普通の幼稚園と変わりありません。もちろんインターナショナルスクールなので使っている言語は英語ですよ。
「どんな英語教育のスタイル何だろう?」と興味津々で教室のある棟に入りました。するとネイティブ教師の英語で話す声は聞こえますが、一般の幼稚園のように子供たちの甲高い声はあまり聞こえません。「静かだな~」と廊下を通り、教室に入ってみるとビックリ!なんと3歳の子供たちがきちんと椅子に座って机に向かっているではありませんか。このようなクラス風景は小学校に上がってからの姿ですよね。
子供たちはこの英語学習スタイルに慣れている様子。レッスンの中の「Memorization(暗記)」というセッションでは、正面のホワイトボードに教師が絵本の文章を書き、子供たちはそれを読み上げ、暗唱していきます。このテクニックはよく、日本の中学校の英語授業に見られますが、これを3歳でやっているのがスゴイ!そして次は、一人一人に暗唱をさせていくのです。
途中言葉に詰まる子供もいましたが、教師の「Who can help him?」に反応し、手を挙げる子供が大勢いました。言葉に詰まる子供に対しても厳しく最後まで暗唱できるよう指導されています。何度も泣きそうな気配でしたが、最後まできちんと出来た時はとても満足そうな笑顔を見せてくれました。そう、このスクールでは子供に苦労して得られる「達成感を与え、褒めること」で自信をつけさせているのす。
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