お母さんは「今日ぐらいはいいかぁ。」と思って休ませました。すると次の週も子供が「英語教室に行きたくなーい!」と言い出しました。2回続けて休むことになりますが、お母さんは「気分が乗らないんだわ。無理矢理行かせるのもよくないことだわ。」と思って休ませました。
またさらに次の週、子供はとうとう「お母さん、ぼく、英語やめたい。」と言い出しました。お母さんはあわてました。「どうして?やめたいの?」「だってぇ~面白くないもん。」困ったお母さんは通っている英語教室が子供に合わなかったと思ってやめさせました。そして、お母さんは「あそこの英語教室はあまり良くなかったわ。先生が良くないのよぉ~。」と井戸端会議で話していました。
この場合は「毎日絵本のテープを聞く」という宿題が出ていたのにも関わらず、一週間一度も聞かないで英語教室へ通っていたことに問題があります。子供が受けるレッスンは「テープを聞いてきた」という前提で進めますから、テープを聞いてこないときは、当然、レッスン中でも理解できないことになります。もちろん、ゲームなどでも勝てない時が多いでしょう。子供はゲームに勝てなくて悔しい思いばかりしているとイヤになってしまいます。きっとそういう時が何度も重なって、「つまらん!」と開き直ってしまったと思われます。こんな風にならないように以下のことに気をつけて治療してみましょう。
英語教室の宿題はきちんとやっているかチェック。
困ったらまず先生に連絡してみる。
子供の根気を育てるために2回続けて休まない。継続は力なり!
クラスの友達に気の合わない子供がいるかも・・
習い事が多すぎて疲れているのかも・・
「英語やりたくな~い!」状態になったら、お母さん自身の英語教育に対する反省の時期が来た!と思いましょう。根気よく続けていくためのステップとなります。発病したら看病してゆっくり治療してあげることです。
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