スナップで親子のリアル・クローズを追求
子供が大好きなヘアアクセを集めたヘアページより。カラフルなカチューシャ大集合。 |
「子供らしい着こなしになるように気をつけて、モデルも子供らしい子を中心に選んでいます。子供が本来あるべき姿をふまえて、おしゃれを楽しんでほしいんです」(木村編集長)
確かに、同誌はメイクをしても基本的にナチュラル。グラビアで子供が見せる表情も、ポーズも、子供が本来持つ可愛らしさに満ちている。加えて同誌の人気ページは、200以上の新作アイテムを掲載した綴じ込みカタログ。今号はTシャツ特集だが、40~50ブランドの新作から厳選したアイテムだけあって質量ともに見応えがあり、「新発売のTシャツをいっぱい見たい!」という読者の願いを叶えてくれる。
「読者の方にフラットな状態で見てもらうために、特にカテゴリ分けをしていません。子供と楽しんで見ることができると思います」(木村編集長)
バラエティに富んだTシャツが並んだページを開き、「どのTシャツが好き?」と、子供に質問しながら見るのも楽しい。また、大阪と東京で撮影したストリート・スナップにも力が入っている。ストリート・スナップは、雑誌によっては日時を決めて、決まった場所に読者を集合させることもあるが、同誌は違う。
夏に欠かせない帽子を紹介。見せ方がかわいい。 |
と編集長が言うだけあって、おしゃれでシンプル、そして真似したくなるコーディネートの親子がいっぱいだ。「大阪のほうが、身につけるアイテムが若干派手かも(笑)」(木村編集長)など、地域差が感じられるのも面白い。
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