仕事か?子ども?を選ぶ時代ではない
「仕事か子どもか」ではなく「仕事も子どもも」 |
待機児童
保育所の整備は国としても急務でありますが、現状で希望する公立の保育園に入園できないという場合でも、民間保育園や保育ママ、託児室などを利用して今のキャリアをつないでいるという方もいれば、子どもを授かったことを契機に働き方を変えて、勤務時間を短くしたり、自宅作業ができるように独立したり、という方もいらっしゃいます。管理職になったことで、勤務時間をフレックスにできるようになったという方もいます。仕事と子育ての両立という意味では、キャリアを重ねてきた方ほど、多くの選択肢を持っているともいえそうです。
いずれにしろ、「子どもがいるから仕事ができない」「仕事のためだけに出産はあきらめる」という時代でないことは確かです。20年」前は、「愛をとるか、仕事をとるか」なんていう女性雑誌の特集もありました。それらは人生の中で対立して存在しているわけではなく、ことさらに欲張りでなくても、「大切な家族があって、充実した仕事をする」という人生を目指すことは、とても自然な人としても思いです。男性に対して「仕事か、子どもか」という問いはありませんよね。
ですから、出産をした後も「仕事と家庭の両立」のために両方頑張る、と肩に力を入れるよりも、「子どもとの、家族との人生を大切にすること」と「自分自身が輝くために社会で働くこと」の両輪で歩むという考えで、より充実した人生を送るという考えが大切だと思います。
人生を重ねてきて子どもを授かった方は、きっとこのことを実感としてお持ちだと思います。高齢出産が増えたこの時代、母親の人生も、生まれた子どもたちの未来が輝けるように、私もさまざまなサポートを通して、皆さんを応援していきたいと思っています。
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