出産準備/共働きの妊娠・出産

子育てに疲れたとき、どうする?(2ページ目)

どんなに元気な母親でも、子育てに疲れを感じることはあります。大きな疲労感になる前に、そのつどリフレッシュすることが肝心。育児疲れを溜めない、解消するためにできることをご紹介しましょう。

大葉 ナナコ

執筆者:大葉 ナナコ

妊娠・出産ガイド

リラックスタイムを作る工夫

リラックスタイムを作る工夫
生活の中でリフレッシュできる時間を見つけて
産後しばらくは、母親と子どもは四六時中一緒です。近くに頼れる人がいれば、ちょっと預けて用事を済ますことも可能ですが、昼間は一人で育児をしているという場合は、それもままなりません。それに、まじめな方ほど、何かよほどの用事がなければ、預けたくても預けられないと思っているでしょう。

でも思い切って、自分がリフレッシュするために預けてみてはいかがでしょうか。ファミリーサポートや保育園の一時保育などもありますが、もっと気軽に利用できる育児支援を行っている自治体もあるようです。渋谷区では「リフレッシュ一時預かり保育 SKIP(スキップ)」、品川区では「生活支援一時保育オアシスルーム」と、各自治体によって違いますが、こうした一時預かりのサービスサービスを積極的に活用して、マッサージサロンなどに行ってリラックスするだけで、育児の精神的余裕が出てくるはず。

子どもを預けられなくても、子連れでいけるマッサージやヒーリングのサロンも増えてきているようです。バースセンス研究所の近くにある「ヒーリングサロン ハナホー」でもお子さんを一緒に来店できると評判のようです。プロのセラピストによるボディメイキングやヒーリングで、体調を整えれば、育児疲れも改善できるでしょう。

また、毎日のバスタイムもリラックスタイムになるような工夫をしたいもの。お風呂は父親の仕事という分担をしているところは多いかもしれませんが、その段取りを省みると、母親が服を脱がせ、着替えを用意して、お風呂から出るときにキャッチして、着替えさせて、結局寝かしつけまでやって、自分は「もう眠いから、明日に入ろう」なんてパターンになっていませんか?それだったら、母親が子どもと一緒にお風呂に入って、父親に着替えを頼んでから、自分はゆっくり湯船に浸かる、という段取りに見直して、湯船の中でホッとする。そういう時間を少しでも確保できれば、その日の小さなストレスをこまめに解消できて、疲れも溜まりにくくなるものです。


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