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「なぐり描き」から始まる絵や文字の世界

1歳前後の子どもが興味を持ち始めるのが、「描くこと」。このお絵かき行動は、子どもの世界を広げるとても大切なことです。描くということが、子どもの世界を広げ、心の自由度を上げてくれます。

大葉 ナナコ

執筆者:大葉 ナナコ

妊娠・出産ガイド

1歳前後から「描く」ことへの興味が始まる

「描くことへの興味が始まる」
子どもは描くことが大好き
赤ちゃん時代から少し成長した、1歳前後の子どもが興味を持ち始めるのが、「描くこと」。クレヨンなどを持って、紙に色がついていく様子を不思議そうに、うれしそうに見ています。1歳半にもなれば、クレヨンはもちろん、大人が持っているボールペンなどを欲しがり、ぐちゃぐちゃ、ぐるぐる、と描き始めます。このお絵かき行動は、子どもの世界を広げるとても大切なこと。絵を描く、文字を書くことへとつながっていくのです。

最近では、乳幼児が口に入れても差し支えないクレヨンや、小さい子どもでも扱いやすい絵の具などがたくさん出ていますよね。初めのころは、白い紙を用意してあげても、床や畳にはみだして、ぐちゃぐちゃ……。ちょっと目を離すと、家具や冷蔵庫にまで落書きが!なんてこともままあります。

大きなシートを敷いて、その上で思う存分「ぐちゃぐちゃ描き」ができるようにしてあげるといいですね。模造紙の上にちょこんと座らせて、「思う存分、描いていいよ」という環境を作ってあげたりすると子どもは大喜び。白い紙は、カレンダーや広告などの裏紙で充分なので、たくさん用意してあげましょう。色もカラフルに用意してあげると楽しいですよね。子ども用の画材はビビットな配色が多いけれど、やわらかい色合いのものを与えてあげるのもお薦めです。

>>絵が子どもに与える影響とは?次ページへ。>>
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