ワーキングマザーは「夜だけ授乳」
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日中は保育園でミルクを |
保育園に行くようになって、それまで卒乳しかかっていたのに、夜になると必ず母乳をねだられるということも多々あります。授乳という密なコミュニケーションによって、昼間に一緒にいられなかった時間を取り戻そうとしているのでしょうね。子どももたっぷり甘えることができますし、母親も子どもと触れ合えているという満足感があると思います。夜中の授乳は心の授乳。1日の終わりを親と子のふれあいで締めくくる。母乳をあげているとプロラクチンという催眠作用のあるホルモンが分泌されるので、子どもを授乳で寝かしつけて、自分も深く眠るという作用もあるでしょう。実際に「夜だけ授乳のワーキングマザー」は多いと思います。
寝かしつけは授乳だけに頼らないで
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パパにも協力してもらって |
ただ、夜の授乳で気をつけて欲しいことがあります。添い寝授乳は赤ちゃん時代はいいのですが、1歳半~2歳になっても「添い寝授乳じゃないと眠れない」というクセがついてしまうと、母親も「育児ってたいへん……」と疲れてしまいがちです。母親も横になって母乳をあげているうちに、やらなくてはならない明日の準備もできないまま寝てしまってストレスになる人も。
これは子育て経験のある整体師がおっしゃっていたのですが、夜の授乳は添い寝から抱っこに切り替えた方がよさそうです。添い寝ではなく抱っこで授乳して、一定時間を過ぎたら、絵本の読み聞かせに切り替えたり、トントンとリズムを取って寝かしつけたり、おんぶをしたりと、授乳以外の方法で眠れるような習慣を作り始めるといいですね。
>>いつ頃まで母乳を続けられる?>>