出産でもらえるお金
健康保険のサポートなどにより、一定の条件を満たせば手続きや申請するとかなりの額がもらえます。手続き方法や申請場所が健康保険の種類や制度によって違うので、自分が当てはまるものを事前にチェックして申請漏れのないように。
■出産育児一時金
加入している健康保険から42万円支給されます(在胎週数が22週に達していない場合など、産科医療補償制度加算対象出産でない場合は39万円)。また、職場や自治体によって付加金が付く場合もあるので確認を!
■出産手当金
産前42日、産後56日の産休中、勤務先の健康保険から日給の6割相当額が支給されます。
■育児休業給付金
育休中にもらえる育児休業基本給付金と復帰して6ヵ月経つともらえる育児休業者職場復帰給付金の2種類があります。働くママにはありがたい制度。
■確定申告
年間医療費が10万円を超えたら、確定申告をすると医療費控除が受けられます。
■その他
企業や市町村単位で出産祝い金を支給するところがあります。一人につき1万円程度から100万円支給されるところまで、大きな差があります。
さらに求められる環境整備
オーストラリアは産むと40万円くらいもらえます。少子化対策はお金だけで解決する問題ではありませんが、こんな国だと産むことの不安は確かに減るし、第一、祝福されてるなって感じますよね。
日本でも厚生労働省が次世代育成支援対策の一環である少子化対策として仕事と子育ての両立の負担感を緩和・除去し安心して子育てできるような様々な環境整備を進めています。まだまだ私たちが実感する域には達していないかもしれませんが、今後も仕事と育児を両立させる女性は増えていくと思うので、政府を中心にサポートが充実していくでしょう。働く女性がさらに安心して出産、育児ができるような社会にしたいものです。