年齢によって、妊娠の経緯に少し違いが出てくるようです。 |
20代ではごく自然に妊娠
女性の妊娠力は30代前半から微妙に変化してきて、後半から本人も自覚できるくらいの変化となってきます。
ガイド河合とベビカムが共同でおこなった884名の妊娠中、育児中女性へのインターネット調査によると、20代の初産妊娠は、そのほとんど(9割以上)が、何の科学技術も使わない自然な妊娠でした。しかし30代になると、多少なりともくふうをして妊娠する人が増えてきます。
30代では排卵テスターの使用が増加
妊娠の確実性を高める一番手軽なテクノロジーといえば、薬局で購入できる排卵テスターを使うことでしょう。卵子は、排卵後12~24時間、受精する力がないので、そこをとらえるという方法です。この方法は、30代以降の初産妊娠では、大体10人に1人くらいがテスターを使っての妊娠でした。
30代後半~40代では体外受精が急増
30代後半以降の初産女性になると、不妊治療、特に体外受精での妊娠が急に増えてきました。30代後半初産の方は約10人に1人、40代初産女性では約3人に1人が体外受精で妊娠していました。もっとも、40代初産の人でも、半数以上の人は自然に妊娠しています。しかし、個人差が広がるのがこの年代です。
また、40代では、より確実により早く妊娠しなければ妊娠チャンスがなくなってしまうかもしれません。そのため、欲しいという気持ちがはっきりしているなら、多くの方が医学の力を借りる決心をなさるのでしょう。
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