妊娠の基礎知識/妊娠中の不安・疑問

知っておきたい流産の危険サイン(2ページ目)

妊娠初期の心配として一番大きいのは「流産」。事前に知識を持っておけば、疑わしい症状を感じたときにあわてたり、余計な心配をせずにすみます。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

激しい痛みや大量の出血はすぐに病院へ


次の場合は、夜間でも休日でも、すぐかかりつけ医に連絡をとりましょう。こんな場合は家にいてもとても不安でしょうし、時には子宮外妊娠が見つかることもあります。

・痛みがとても強い場合
・大量の出血(月経より多いかどうかが目安)

流産しやすいのは妊娠3ヶ月まで


高齢出産をする人が増えたこともあり、流産の心配をしながら妊娠初期の日々を送る人が増えたようです。でも、以上のような症状がなければ、あまり神経質にならないで、ふだんと同じように過ごしましょう。初期の流産はその子の育つ力によるところが大きいので、お母さんの行動が流産につながることはまずありません。

流産のほとんどは妊娠3ヶ月までです。そこを通過したら、この心配はひとまず卒業です。
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※妊娠中の症状には個人差があります。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。体の不調を感じた場合は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。

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