二回目以降の内診は減らしてもらえる可能性があります
初診の内診はおこなわれるのが普通ですが、二回目以降の健診で内診をおこなうかどうかは医師の考え方によります。毎回おこなう医師もいれば、ほとんどおこなわない医師もいます。どちらがよいかは難しい問題です。内診を毎回しているために早産の兆候をいち早くキャッチしてもらえた人もいる一方、内診の不快感がつらいだけの人もいます。内診には感染のリスクがあるという報告もあります。内診が苦手な人は、初めの時点でその気持ちを医師に告げておくといいでしょう。そうすれば、医師の声かけがていねいになったり、場合によっては回数を減らすことも検討してくれるはずです。
陣痛中の内診にも回数の差がある
内診は出産の最中にもおこなわれます。入院時には、内診をすると子宮口の開き具合でお産がどれくらい進んでいるのかわかりますから、全員におこなう医師がほとんどでしょう。でもそのあとは、助産師さんがずっとついてくれるところは様子から経過がわかるので内診はほとんどしません。一方では、一定の時間が経つと定期的に内診し、子宮口の開き具合を調べていくところもあります。