別荘族が多いエリアはブランドの品ぞろえが特に充実

アウトレットは従来型のショッピングセンター(SC)とは異なり、生活者が多い地域に出店しているとは限りません。大きく分けて日本型アウトレットは、ベッドタウン型(入間や幕張、横浜など)と観光地型(御殿場や軽井沢、那須など)に立地を二分します。前者のベッドタウン型は、生活雑貨やアウトドア用品などが充実する傾向にあり、後者の観光地型とは入居する店舗にも特色が分かれます。

観光地型のアウトレットのなかでも、特にブランド力のあるファッション衣料で品ぞろえに期待が持てるのが、別荘地として開発されたエリアです。その代表格が、軽井沢プリンス・ショッピングプラザでしょう。冬場でも、別荘に長期で滞在する奥様方が、ときおり毛皮を羽織って買い物に訪れるなど、エリア性を感じさせます。ほかに、御用邸のある那須や箱根・湯河原の要衝となる御殿場、アジアの富裕層が往来する関西国際空港近くの臨空エリア、神戸などが狙い目です。

ショップ内の商品ディスプレイには一つの法則がある

お買い得商品は目のつきやすい位置に

お買い得商品は目のつきやすい位置に

アウトレットの店舗を覗くときに注意したいのは、商品の並び方です。各ショップの商品ディスプレイには、ある一つの法則があります。まずは入口付近に、格安の商品、イチオシの商品が並んでいることです。そして店舗の一番奥にも、目玉商品が並んでいます。こうした商品ディスプレイや店内レイアウトは、来店したお客様に、まんべんなく店内を廻ってもらえるよう配慮されているから。安くてお得な商品を探したいのであれば、まずは入口と一番奥を物色するとよいでしょう。

次にフリンジ(周縁)です。ショップによって若干異なりますが、左右の壁面には、百貨店で売られているようなメインブランドの商品が、意外と控えめに並びます。これは、ショップ側のブランド戦略による配慮。最新のシーズンものではないにせよ、メーカーを代表するようなパワーブランドこそ、フリンジに控えめに並ぶ傾向にあります。よくチェックしましょう。

場内のフードコートは午後2時まで混雑する

フードコートでご当地グルメを堪能

フードコートでご当地グルメを堪能

アウトレットの楽しみのひとつに、ご当地グルメがあります。その土地でしか味わえないもの、しかも東京などに出店するパワーブランドが、手軽に味わえるよさがあります。ただしアウトレット内のフードコート(食堂街)は、席数があってもランチの時間に利用が集中するため、正午をさかいに混雑します。席に余裕ができるのは、だいたい午後2時をまわったころ。できれば早めにランチを摂るか、もしくは遅い時間を狙う。そして、アウトレットは非日常をテーマにした商業兼観光施設ではあるものの、弁当などの持ち込みが可能です。ピクニック気分で、戸外で弁当を広げるファミリーの姿も珍しくありません。