秋篠宮妃紀子さまが第三子をご懐妊されたというニュースがありました。6週ということでずいぶん早い気がしますが、超音波で心拍が確認されたということは、ここから先に考えられる流産の可能性は9割以上ありません。

ふたり子供がいる人の中には3人目へ向けて背中を押された人もいるかもしれませんね。高齢で3人目を出産するということは、どんなメリットやリスクがあるでしょう。

高齢出産の一番困るリスクは不妊

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紀子さまご懐妊のニュースに、3人目を考え中のカップルは心が動く?
3人目が欲しいな、と思っている人の最大の悩みは何と言っても将来の教育費だと思いますが、次に来るのは、高齢出産になる、あるいは近づくことのリスクではないでしょうか。

しかし、高齢になることで一番困るのは、妊娠しにくくなることです。30代の初めと終わりでは、不妊症の割合は約1割から3割へ増えてしまうという報告があります。

しかし7割の人は問題なく自然に妊娠します。妊娠できれば、高齢妊娠最大のハードルは、もうクリアされています。何歳まで産めるか詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

心配ばかりせず、妊娠をポジティブにとらえることが大事

次のハードルは流産 なのですが、30代の終わりには、20代の人より少し高くなります。妊娠検査で妊娠反応が出たというくらいでは、若い時の2倍リスクがある、とまでは行きませんが、やはり、高齢妊娠では、まだ不安が残るところです。それでも、今回のように超音波で心音が確認できたなれば、これは妊娠確定への一里塚ですから、まずは安心してよいと思います。

40歳近い妊娠のリスクは、まだ、データはたくさんあります。でも、今の秋篠宮さまと紀子さまおふたりの報道を見ていて思うのは、「高齢出産はこわい」という情報におびえる人が多い中、妊娠を心から喜ばれている気持ちが伝わってくることです。これからの妊娠経過の中では、確かに妊娠高血圧症(妊娠中毒症 )のリスクも、染色体異常のリスクも高いですが、そんなことは喜びの前には小さくなってしまうような、そんな印象を受けます。

ちょうどお二人がコウノトリの放鳥式に参加されていた時の映像や、そのときのことを詠んだ歌の報道もありましたが、このような、未来へ羽ばたいていくような気持ちを持つことは、妊娠するカップル誰もにとって、とても大事だと思いました。空には何が待っているか分かりませんが、それを怖れるのではなく、命を宿したことに感謝し、希望を持ちたいですね。

「人々が笑みを湛へて見送りしこふのとり今空に羽ばたく」(秋篠宮さま・読売新聞2月8日朝刊より)

3人目の子はのびのびと育つ

3人目が欲しいという人は、減少しているものの、まだ根強い希望としてあります。私も3人出産して、実は37歳で高齢だったのですが、育ててみて、3人と2人の違いは大きいと感じました。他の3人産んだ人、それ以上産んだ人と話していると、こんな言葉がよく聞かれます。

「2人だと、つい較べてしまいがちで緊張関係になることがあるけれど、3人だと『いろいろな子がいるなあ』と思うだけ」
「大らかな気持ちで育てられるようになった」

3人いると、子供ひとりを注視している余裕がないので、親が深刻に思い詰め、かえって子供を追いつめてしまうようなこともありません。末っ子はたいていいつまでも膝に乗ったりして甘えん坊傾向だと思いますが、のびのびと育つので、やんちゃでユニークな子が多いように思います。

何と言っても日本の教育費は異常ですから心配は尽きないと思いますが(対策、急いでいただきたいものです)、子供が育つ環境としては、3人きょうだいは、やはりとてもいいように思います。

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