いいものを食べていける人になるには、やはり、生活全体を健康的にすることが必要?
私は、子供を塾にも行かせない変人でもあります(笑)。なぜかというと、塾通いをすると、夜遅くに子供が出歩くことが当たり前になってしまいますね。そういう鈍感さは、問題だと思うのです。一番上の息子は早くから寝て、早朝から起きて勉強して、志望大学に入りました。
イラスト・平井さくら |
岡本家の食卓は、いつも自然食が並んでいるのでしょうか。
私が作るものは野菜が豊富な食事ですが、肉などの動物性たんぱく質も、適切量を考えつつ使います。わが家は高校で運動部に入っている男の子もいますし。
自然食というと伝統的な和食というイメージけれど、料理というものは、美味しいと思われて初めて完成するのだと考えて「新和食」を目指しています。押しつけはよくないですね。これでなければならない、という考えは、結局、心を狭くしてしまうと思うのです。
ですから私が家族に出す食事は、喜ばれるものを中心にして、あまり好まれないけれど食べて欲しいものをまわりにちりばめるような格好です。こういうことは子供への「種撒き」ですからね。長い間に、いい食習慣を身につけてもらえれば、と思っています。
いかがでしたか?岡本さんの言葉は、私にとっても母親として基本に立ち返らせてくれるものでした。
岡本さんに教えて頂いた安産レシピ集はこちらからです!
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『自然なお産献立ブック-矢島助産院ウィメンズ・サロンの安産・おっぱいレシピ』岡本正子著(自然食通信社)
○岡本さんのホームページ
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