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妊娠中の女性、お腹の赤ちゃん、新生児に特有な条件をふまえた感染症対策を、産婦人科医でインフェクション・コントロール・ドクター(感染予防医)認定医の小島俊行先生(三井記念病院産婦人科部長)にお聞きするシリーズです。

ノロウイルスは、今やサルモネラ、大腸菌といった古顔たちをおさえ、患者数では一位を占める食中毒菌です。発生シーズンは冬で、ピークは12月から3月。この冬は老人施設での集団感染が多く死者まで出ましたが、赤ちゃんは大丈夫でしょうか?

大人は心配ないが、赤ちゃんは要注意


ノロウイルスで何名もの方が亡くなっていることには、私たちも驚いています。というのは、ノロウイルスはそれほど重症化するウイルスではない、という認識が私たちにはあるからです。

妊婦さんにも、時々「ノロウイルスに感染したかな?」と思われる症状を訴える人がいます。吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などが主な症状ですが、たいていは1~2日で治りますね。妊娠への影響もなく、それほど心配する必要はありません。

ただ、新生児、乳児は抵抗力が弱いので重症化しがちです。赤ちゃんには、うつさないようにしっかり対策しましょう。

>>ノロウイルスの感染しないためには どうすればよいでしょう。>>