前のお産でかかった人は再びかかりやすい
以前にうつ病になったことがある人は、かかったことがない人より発症しやすくなります。今までにうつ病にかかった人の25%が産後うつ病になります。また、前のお産で産後うつ病になったことがある経産婦さんが次のお産で再びなってしまう確率は50%といわれています。
こうしたことを考えると、産婦人科の先生にうつ病の既往歴をきちんと話しておくべきです。そうすれば産後の1ヶ月健診などでよく気をつけてもらえるのでしょうが、現実にはなかなかこれができていません。自分でも知識を持つ必要があります。
なお妊娠中に見られる軽症のうつ病は産後うつ病とはやや別のもので、産後にぶり返すことはほとんどありません。たいていは分娩までに治ってしまって終わりです。
赤ちゃんが原因になることも
最近の新しい傾向として、母親だけではなく、赤ちゃんの気質も影響することがあるといわれるようになりました。赤ちゃんはひとりひとり性格が違います。なぜかいつも機嫌が悪く、泣いてばかりいる子はいるものです。このような場合も、母親が産後うつ病になりやすいと言われます。
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PSI-JAPANは産後うつ病の方への支援を目的に他分野の専門家が集まっているネット ワーク。もとは米国のものですが、日本支部も作られました。 サイトでは産後うつ病の基礎知識はもちろん、実感のこもった体験談もたくさん。この病気を理解するのに最適なおすすめサイトです。
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