こんな気持ちで書こう
●赤ちゃんを取り上げてくれる人への手紙
アメリカのバースプランは医療行為への要望が中心だが、日本の産院では気持ちの通い合いが重視されている。この妊娠に気づいたときどんな思いで受けとめたか、など自分の想いから筆を起こす人は多い。
ふだんはゆっくり話せない医療者へのお手紙だと思ってもいい。産院の人たちに自分の性格や内面を知ってもらうチャンス。「書いたら、今よりもっと仲良くなれる」と思って書く。
●プランは、変更になってもいい
バースプランは、どんなお産をするか決定するわけではない。そもそもどんなお産になるかは、医師にも誰にも分からないのだし、その時の状況に応じて臨機応変にプランを変えていくのは当然なこと。
●気になっていることを書けばいい
小さなことでもいいので、自分が気になっていることを書く。たいそうなことを書こうとしたり、こんなことを書いたら恥ずかしいと思ったりする必要はなし。たくさん書く必要もない。
●具体的要望を、気持ちとあわせて書く
両方書かれていると、医師や助産師さんによく伝わる。気持ちを聞いただけでは何をしてあげればその気持ちが満たされるのかわからないし、要望だけでは、ただ命令をつきつけているような感じ。
●前のお産のことも書こう
もし二人目以降の妊娠なら、前のお産のことも書こう。当時、「今度のお産ではこうしたい」という思いがたくさん生まれたはずだ。おさらいするようにあったことを書いていくと、育児の忙しさで忘れていた、そんな思いがよみがえってくるはずだ。