妊娠の基礎知識/妊娠の基礎知識アーカイブ

やせすぎにも心配が

妊娠中に体重を増やさないと、産後、早く元の体重に戻れるし、いいことがたくさん。ただし、もともと太っていない人がダイエットのような食事を妊娠中に続けていると、低体重の赤ちゃんが生まれやすくなる。

河合 蘭

河合 蘭

妊娠・出産 ガイド

出産ジャーナリスト。著書に『出生前診断-出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』(朝日新書/科学ジャーナリスト賞2016受賞作)、『卵子老化の真実』(文春新書)、『安全なお産、安心なお産』(岩波書店)、『未妊-「産む」と決められない』 (NHK出版)など。

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●何ともおおらか‥‥アメリカの基準
欧米の産院は、あまり、体重をはかることに熱心ではないようだ。アメリカなどでは、かつてはとても厳しく体重増加を指導したらしいが、低体重の赤ちゃんが増えたことで見直しがされた。

シアトルで開業している助産師・押尾祥子さんの著書『アメリカで健康に暮らしたい女性のために』によると、アメリカでは、体重増加の基準は、こんなにゆったりしている。

◆妊娠中の体重増加 アメリカ基準

・やせた人(BMI 19.8以下)12.7~18.2kg
・普通の体重の人(BMI 19.8~26)11.3~15.9kg
・太り気味の人(BMI 26.1~29)6.8~11.3kg
・肥満の人(BMI 29以上)6.8kg 


押尾さんは、日本人は小柄だからなかなかこんなに増やせない、10kg増程度がいいだろうと書いているが、これも海の向こうでは一応権威ある基準なのだ。これくらい増えれば、小さい赤ちゃんが生まれるリスクは減るのだという。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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