株・株式投資

損している人のための「損しない生き方」のススメ(2ページ目)

前回の記事「年収300万円の彼が700万円の生活ができる理由」では、物を手放すことについて触れました。今回は、より突っ込んだ話になります。そして「損をしない生き方」という新しい提言をしたいと思います。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

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節約から経済活性化のシナリオを描く 

節約を節約のままで終わらせることなく、それを利益ととらえることは、次の消費活動につながるかどうかという点で、とても重要だと思うのです。節約というと、なんとなく内向的で次の消費活動につながらないイメージですが、一方で「利益」となると「じゃ、これで何を買おう?」という発想になるような気がしています。

節約した分をそのままタンスにしまってしまう、あるいは預貯金にしてしまうと、経済という大きな枠で見た場合、あまり好ましくありません。経済はお金が投入され、そのお金が回りだすことで活性化されていくのですが、もしタンス預金や預貯金になってしまったら、肝心のお金がまわらない状態になります。これは人間でいえば、血が流れてないのと同じ状態。

そうすると、ますます経済は縮小してしまって、消費活動の規模はもっと小さくなってしまう。ということは、さらにお金がまわらなくなるという、マイナスの循環が起きてしまうことになるのです。

ということは、単純に考えて「節約」したからお金を使わずにとっておきという発想ではなくて、節約した分で次に何を買う?という発想が重要になってくるわけです。そして、この発想があるから、年収以上のハイクオリティな生活を送ることができるのだと思います。 

損をしない生き方

自分のいらないモノがお金に換わる。もしくは不要になったときに売るという発想を持つことができれば、金銭的なロスが減っていきます。

これについて武永さんは、こんな話をしてくれました。

武永さんは5月の連休に海外に行ったときに、iPadを2台買ってきたそうです。なぜ2台も買えたのか?というと、高く売れることがわかっていたからです。つまり、使ってみてもし自分には合わない、必要ないとわかったときには、オークションで売ることができると知っていたから、2台で10万円以上の買い物ができた、というわけです。

買い物をポジティブに考えることができるようになるのが「売る」という発想。

買い物をポジティブに考えることができるようになるのが「売る」という発想。

ここで重要なのは、「売る」という発想があり、そして実際の相場を把握していること。そうすれば、買い物に対するリスクヘッジになりえる、つまり「損」することなく消費ができるということになります。

これまでありそうでなかった発想。その先にあるのが、今後私たちが持てる選択肢としての「損をしない生き方」なのではないでしょうか。

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