支払能力を査定される!
 

あなたの支払能力は、いくらぐらいと判定されるでしょうか。

あなたの支払能力は、いくらぐらいと判定されるでしょうか。

割賦販売法の完全施行の一番最後に残ったのが、「支払可能見込額」の調査です。先にも述べましたが、改正貸金業法で言えば「総量規制」に似たような存在となります。今年12月に施行予定です。
どのように「支払可能見込額」を出すのかというと、収入・クレジット債務の状況・生活維持費などが元になります。その情報を持って、クレジット会社が算定します。
年収は自己申告が基本です。生活レベルとかけ離れた買い物では配偶者などの同意を求められることもあります。クレジット債務には「指定信用情報機関」が利用されます。維持費は一番不透明な部分と思うのですが、被扶養者の数や持ち家の有無により決められます。

支払可能見込額=(年収-生活維持費-クレジット債務)×大臣の決める係数(0.9)

※ クレジット債務とはカードの分割・リボ払いなどの年間支払予定額
※ 生活維持費とは、経済産業省が発表しています。http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90528a09j.pdfをご参考ください。

今後の懸念と注意点

年収での計算になるので、収入のない専業主婦などはカードが使えなくなるかもと心配になると思いますが、30万円以下のショッピングのカードは保有できますのでご安心を。
ただし、年収の低い人、無収入の人は、キャッシング枠ははずされる可能性が高くなります。また、場合によっては高額な家電商品、たとえば冷蔵庫などを購入する枠が残らない人も出てくる可能性があります。
お金を借りることができる幅がますます狭まります。やりにくさを感じる方も多くなるでしょう。これからは可能な限り借りることを考えず、手元にあるお金をやりくりしていくことを考えたほうがよさそうです。
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