床材・フローリング/床材の基礎知識・選び方

自然素材の家-無垢のフローリングを使う(3ページ目)

近年、身体に悪影響を及ぼさない自然素材の建材が人気です。中でも今回は、常に身体と触れ合っている「床」に注目してみました。無垢のフローリングの良いところ、自然素材ならではの問題を理解することで、より快適な住まいをつくることができるでしょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

無垢のフローリングについて理解を深める

■無垢フローリングの張り方
一般的には乱張りではありますが、いかだ張りや部屋の陽とによっては斜めに張って床に方向性をつけることもあります。

張り方


■無垢フローリングの断面
オス実(さね)とメス実で組まれており、本実(ほんざね)加工といいます。さらに、板の反りを防止するために裏側に2本の溝が加工されています。

断面

 


 

■床暖房で無垢フローリングを使いたい
一般的な無垢フローリングの含水率は、12~15%です。床暖房に使用する時には、十分注意が必要です。隙や反り、ねじれが起こる場合もあります。これらを防ぐためには、できる限り含水率を5~8%くらいまで下げた床暖房対応のフローリングを選ぶように心がけることです。

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