外貨MMFって?
外貨MMFは投資信託の一種。証券会社や一部の銀行が取り扱っている
商品の性格としては外貨普通預金に似ていますが、外貨預金のように外貨ベースの元本が保証されるわけではありません。ただし、格付けの高い債券や満期までの期間が短い金融商品を中心に安全性を重視して運用が行われています。
外貨MMFは少額から利用できる、自由に換金できる、利回りが比較的高めである、などメリットの多い金融商品なのですが、残念ながら知名度はそれほど高くありません。そこで今回は、どの金融機関でどの通貨建てのMMFが取り扱われているか、代表例をご紹介します。
外貨MMFについては「外貨MMFのメリット・デメリット」でも紹介しています。
外貨MMFは主な証券会社と一部の銀行で買える
かつては投資信託といえば証券会社で買うものでしたが、規制緩和が進み、今では多くの銀行が取り扱うように。ただ、外貨MMFの取り扱いは一部の銀行に限られています。野村證券や大和証券、SMBC日興証券などの全国に支店を持つ証券会社のほか、楽天証券やSBI証券、マネックス証券などのネット証券でも取り扱いがあります。銀行では、三井住友銀行やソニー銀行などで取り扱っています。金融機関によって、取り扱われている通貨の種類が異なるので、お目当ての通貨がある場合はその取り扱いがあるかどうかを事前にチェックしましょう。
■外貨MMFを取り扱う主な金融機関と通貨の種類
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