ベビーカー/ベビーカーランキング

背面式ベビーカーランキング(5ページ目)

マクラーレンの大流行以後、主流となった背面タイプ(バギータイプ)。ハンドルが高く押しやすい、ロングユースモデルが豊富などの理由で新生児から使えるモデルも出てきました。数多くのライバルを蹴落とし、ランキング入りした商品はどれ?

遠藤 まさ子

執筆者:遠藤 まさ子

子育てグッズガイド

第1位 旋風を巻き起こした、ハイシートベビーカー
STICK コスメクルール(アップリカ)

直線的なフレームラインが美しいSTICKシリーズ。スマートに見えるがWサーモメディカルシステムなどの機能も充実

直線的なフレームラインが美しいSTICKシリーズ。スマートに見えるがWサーモメディカルシステムなどの機能も充実

アップリカの「STICK」シリーズは高い座面と機能性で話題を呼んだ「cookie」の兄弟モデル。日本ならではのきめ細かな機能性に、海外ものの堅牢さやシンプルなデザインを組み合わせた画期的なシリーズです。

2010年の8月には、Wサーモメディカルシステムを搭載した「コスメクルール」と、デザインを一新した「ツイッギー」もラインナップされました。

一番のウリは、なんといっても地上高50cmというハイシート。これは一般的な国内ベビーカーの座面よりも10cm近く高い位置です。ベビーシートの座面はアスファルトの放射熱を受けやすいのですが、座面を高くすることでシート上の温度は従来の高さに比べ2度近くも下がるという実験結果も。また、座面が高いということは路面の埃なども受けにくく、赤ちゃんの視野も広がるといいことづくめ。


 
その名の通り、棒のようにスマートに折りたためる。慣れれば片手でも開閉可能だ

その名の通り、棒のようにスマートに折りたためる。慣れれば片手でも開閉可能だ

さらに「STICK」シリーズは、独特のワンタッチ開閉システムを持っています。片手で開閉するには少々慣れが必要ですが、多くの海外モデルのようにしゃがんでレバーを引くというような動作が不要。コスメクルールとツイッギーは、従来のものより開閉ロックの位置が高くなり、しゃがまなくても済むようになりました。そのため、赤ちゃんを抱いたまま開閉を行なうことも不可能ではありません。これはバギータイプにおいては画期的なシステムです。完全自立もしますし、畳んだまま転がして運ぶことも出来ます。

さらに前モデルからの改良点としては後輪も左右各二輪タイプとなり、安定感がより増したこと、後輪にもサスペンションを採用したことなどがあげられます(それにも関わらず、車体重量は1gしか増えていません!)。

また基本的な構造として、剛性が高いため押しやすく歩きやすい、ハンドル位置が高い、ソフトサスペンションが付いているなども高ポイントです。最上級モデルとして位置し、唯一フラットシートになる「STICK flat」もあります。

標準サイズ:W485×D855×H1075mm
(折りたたみ時:W320×D260×H990mm)
重量:5.8kg
対象年齢:首がすわってから~36ヶ月
機能:Wサーモメディカルシステム、立体メッシュクッションなど
価格:3万4800円
問:アップリカ


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