A型とB型ってなに?
赤ちゃんの様子を見ながら歩くのは、親子のコミュニケーションにもつながる【画像提供Amazon】
「AB兼用」という言葉も耳にしますが、実はこれは俗称。2000年ごろからA型とB型のよいところを取った「規格外」の商品が生まれ、非常に人気を博しました。このときにわかりやすい言葉として「AB兼用」という言葉が使われはじめたのです。しかし、2004年の基準改正によって、現在はそれらのベビーカーも「新基準A型」となり、車輪径や折りたたんだときの大きさ、重量などもB型との違いが少なくなりました。新基準でのもっとも大きな違いは、A型は 150度以上のリクライニングが可能で、生後1ヶ月くらいから使えるということ。これに対しB型はリクライニング角度が100度以上であればよく、ひとり座りできる生後7ヶ月くらいからの使用を想定した作りです。
最近ではメーカーや販売店もA型・B型よりも「両対面タイプ」「バギータイプ(背面タイプ)」という分け方で案内するのが主流になってきました。この分け方の場合、いずれのタイプも生後1ヶ月から使えるA型がラインナップされています(ただし、両対面タイプのB型というのはありません)。