光と風を通す目隠しを
半透明のスクリーンで視線を遮る
理由は、「閉鎖的な感じがする(70.1%)」「部屋まで光が入らず、暗くなってしまう(63.5%)」「部屋まで風が通らなくなってしまう(61.0%)」「高いブロック塀などで囲うとセキュリティ的に問題がある(52.9%)」などが挙がっています。
とはいえ、視線を遮ることのできるものが欲しい場合、たとえば、半透明スクリーンの目隠しフェンスを用いてみる、という方法はどうでしょうか。太陽光を取り入れながら視線を遮ることできるので、閉鎖的で光を通さないブロック塀のように、敷地内や室内が暗くなってしまうこともありません。
ルーバーを用いて、ほどよく目隠しを
たとえば、リビングが道路に面している場合、半透明の目隠しなどを付けることで、プライバシーを確保、光も通るのでリビングも暗くなることがありません。目隠しとともにテラスやデッキなどを設ければ、セカンドリビングとして外部空間を有効利用することも。スペースに限りがあっても外部空間を積極的に取り込むことで、快適さが増すのではないでしょうか。
すっきりとしたデザインの手すりで使いやすく
狭いスペースでも階段でもすっきりと
道路と直角に階段を設置したり、道路と平行に階段を設けるプランなどがありますが、いずれもスペースに限りがあるため、手すりを設けている方も少ないようです。調査結果でも、手すりを設置している方は、わずか8.6%とか。
狭小のアプローチに限らず、雨の日や夜でも安全に階段を昇り降りするために、家族構成によっては、手すりの設置は検討したいもの。特に、限られたスペースで道路と並行に階段を設けたプランの場合など、安全性に配慮して手すりやフェンスを設けた方がいいのではないでしょうか。
最近では、すっきりとしたデザインの外まわり用の手すりもありますし、フェンスと組み合わすことができる手すりであれば、スペースを取らずに設置することができるでしょう。
限られたスペースでも、工夫次第で快適性や安全性を高めることは可能です。プランニング段階で検討出来ればベストですが、分譲住宅などでは難しい場合も。しかし、不満や悩みをそのままにせず、より居心地のよい暮らしが実現できるように、さまざまなアイデアとアイテムを活用してみてはいかがでしょうか。
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