春や秋は、ホテルや交通機関の休業期間に注意
ロープウェイなど山の交通機関は、夏と冬のシーズンの端境期に運休することが多い
ユングフラウ鉄道や、ツェルマットからゴルナーグラートへ上がる登山電車は年間を通して運行していますが、これはスイスの中ではむしろ例外。春と秋は原則として山の交通機関は運休していると考えて良いでしょう。
フルカ峠など、夏の間だけオープンする峠もあります。峠越えのポストバス(定期路線バス)を利用する場合、運行期間のチェックが必要です。
春や秋の時期でも、その村にある全部のホテルが閉まるわけではなく、一部のホテルで営業を継続しているのが一般的です。ただし小さな村では、シーズンオフの間営業しているホテルは一軒だけといったこともあるので、選択肢が限られてきます。
冬の山岳リゾート地では、反対にスキー客で賑わうため、ホテルは原則として週末から翌週末までの一週間単位の予約が基本になります。特に年末・年始、2月は全体的に混雑するため、1泊や2泊などの予約はできないと考えましょう。
お買い物の日は曜日と営業時間に注意
お買い物の日は、曜日と営業時間に注意。(C) Bern Tourism
そこで旅程最後の1泊はチューリッヒやジュネーブなど、大きな町に泊まるようにしますが、曜日に注意しましょう。その日が日曜や祝日にあたると、せっかく確保したお買い物の日が、ウィンドウ・ショッピングで終わることになりかねません。土曜もお店の営業は通常16時頃まで。場所によっては月曜の午前中も閉まっています。