スイス/スイス基本情報

スイス旅行のプランニング

自分で旅程を組んでみたものの、本当にこれで大丈夫か?どこかで無理がないか?など心配の種は尽きないもの。政府観光局、旅行会社で合計30年以上、数限りない旅程の相談を行ってきた筆者が、スイス旅行の計画を立てるにあたり、重要なポイントを紹介します。

和田 憲明

執筆者:和田 憲明

スイスガイド

スイス旅行~プラニングのコツ

山岳リゾート地ではのんびり滞在したいもの。その日の天気に応じて予定を組みたい

山岳リゾート地ではのんびり滞在したいもの。その日の天気に応じて予定を組みたい

九州ほどの小さな国土に、アルプス、湖、町と魅力溢れる観光地に恵まれたスイス。限られた日程の中で、「あれも見たい。ここにも行きたい……」とつい欲張ってしまいがちです。なかには毎晩1泊づつ違う場所を泊まり歩くような予定を立ててしまう人もいます。せっかく素晴らしい場所に来たのに翌朝にはもう出発……これでは旅程の大部分は移動時間になってしまいます。ここではスイス旅行の計画を立てるにあたり、重要なポイントをまとめてみました。

山岳リゾートでは少なくとも3泊を確保

山岳リゾート地ではのんびり滞在したいもの。その日の天気に応じて予定を組みたい

山岳リゾート地ではのんびり滞在したいもの。その日の天気に応じて予定を組みたい

ツェルマットやグリンデルワルトなど山の観光地は、山岳リゾートとも呼ばれます。ハワイやグアムが海のリゾートなら、スイスは世界屈指の山岳リゾート!

リゾートでは数日間くらいはのんびりと過ごすもの。ハワイやグアムに1泊だけして帰る人はほとんどいないことを考えれば、スイスの山岳リゾートでもゆっくり滞在するのも当然と頷けます。

ヨーロッパの人たちのように同じ場所に一週間は無理にしても、少なくとも3泊は確保したいもの。3泊できれば、1泊や2泊の場合と比べて移動の無駄も少なくなり、滞在地での行動範囲もぐっと広がります。

マッターホルンユングフラウといった有名な山は、一年中毎日必ず見えるわけではありません。滞在日数が短いと、たまたまお天気が悪い日に当たった場合、せっかくの名峰も霧の中に隠れたままということも……。ですが、3泊すれば、そのリゾートに到着する日と出発する日を含め、足かけ4日間山を見るチャンスがあります。ガイドの経験上、例えお天気が優れない時期でも、4日間あればどこかでお目当ての山を目にすることができるもの。これが1泊や2泊だと、山が見えるかどうかは本当に運次第になってしまいます。

同じホテルに連泊すれば、荷物のパッキングやホテル~駅間の運搬など、無駄な時間が省けるというメリットも出てきます。

 

移動は観光を兼ねた絶景ルートを活用。
氷河特急は部分乗車も検討

スイスを横断する2本の絶景ルート(緑色=ゴールデンパスラインundefined赤色=氷河特急)

スイスを横断する2本の絶景ルート(緑色=ゴールデンパスライン 赤色=氷河特急)

スイスには、列車やバスで移動しながら同時に観光を楽しめる絶景ルートがいくつもあります。

グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)や、ゴールデンパスラインはその代表格。例えばジュネーブからインターラーケンに移動する場合、ベルン経由が最短ルートになりますが、より景色の良いモントルーからゴールデンパスラインのルートがおすすめ。

 
山間を分け入るように進
ゴールデンパスラインを進むパノラマ車両 (C) Golden Pass Services

ゴールデンパスラインを進むパノラマ車両 (C) Golden Pass Services

むこの路線の列車に乗れば、いよいよスイスにやってきたという実感が湧いてくるでしょう。

氷河特急など、車内で昼食を楽しめる列車もあります。これなら移動+観光+食事を兼ねることができ、一石三鳥ですね。

サンモリッツからツェルマットまで結ぶグレッシャー・エクスプレス(氷河特急)。全線乗れば約8時間と移動だけでほぼ一日かかります。氷河特急は外せないけれども日程に余裕がない……という場合は、部分乗車も検討しましょう。

例えばクールからツェルマットなら約6時間。チューリヒを朝出発すれば、氷河特急を使ってその日の夕刻にはツェルマットに到着できます。途中のアンデルマットで下車すれば、夏季のみ運行の峠越えのバスを利用してマイリンゲン経由、ユンググラウ地方に向かうことも可能です。

スイスの絶景ルートの詳細は、スイス政府観光局のサイトでご覧ください。 
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