今年35周年を迎えるティンカーベルは、「子供がその子らしく笑顔でいられる服」をテーマに、デザインだけではなく素材にもこだわっている子供服ブランド。今回は、株式会社ティンカーベル プレスの後藤亜希子さんにお話を伺いました。
35周年を迎えるティンカーベルの「素材提案」
ティンカーベル/(左)Tシャツ¥3675~(80~160cm、TioTio加工)、腰に巻いたシャツ¥5460~(90~140cm)、パンツ¥5460~(90~140cm)、帽子¥3780(S[B]~L[T])、ブーツ¥5460~(12.5~21cm)。(右)Tシャツ¥3675~(80~140cm)、パーカー¥7035~(90~140cm)、スカート¥4725~(100~130cm)、パンツ¥4095~(80~140cm)、ヘアアクセサリー(2P)¥1260
ガイド:
35周年、おめでとうございます。ティンカーベルが誕生した昭和50年前後は、子供服のブランドはまだ少なかったですよね。
後藤さん:
フォーマルな子供服ブランドはいくつかありましたが、カジュアルでおしゃれな子供服ブランドはほとんどありませんでしたね。ティンカーベルは「子供たちだっておしゃれしたいよね」という思いでブランドを立ち上げました。東京渋谷に1号店を出店以来、1都市1店舗の目標で、現在は全国に48店舗あります。
ガイド:
老舗ブランドほど、常に新しいものを取り入れているといいますがどうですか?
後藤さん:
今、ティンカーベルが一番力を入れているのは、デザイン+αの付加価値としての「素材提案」です。空気触媒で「消臭」「抗菌」「防汚」が期待できる加工商品「TioTio(ティオティオ)」をTシャツ、ロンパース、靴下で展開しています。
TioTioは天然成分を原料とした加工技術で、子供服分野で扱っているのは、現状ほぼティンカーベルのみです。他に春夏アイテムから、ベビーでオーガニックコットンを取り入れたり、吸汗、即乾素材や保温素材など、お子様が快適にすごせる機能素材を取り入れたりしています。
今までは、お母さんの洗濯のしやすさなども考えて綿100%にこだわってきましたが、35年の間に洗濯機や洗剤などもずいぶん進化しました。そこで、動きやすさや着心地を重視して素材を提案しています。
ガイド:
35年の間に子供は変わりましたか?
後藤さん:
子供のライフスタイルや体型はずいぶん変わりましたが、「子供は活発に動きたい」というのは変わっていません。
洋服のパターンやシルエットなどは、35年の歴史で培ってきたノウハウをいかして、さらにお子様に適した素材や加工などにこだわっていきたいと思っています。
ガイド:
ティンカーベルの35周年キャンペーンについて教えてください。
後藤さん:
第1弾として、6月の35周年記念日にTシャツセットを発売しました。秋冬にはスクラッチキャンペーンを企画していますので、ぜひご注目ください。
ガイド:
今後のティンカーベルはどんなアイテムが揃っていますか?
後藤さん:
今後のティンカーベルは大人のトレンドをスパイスとして取り入れています。あくまでも子供らしい取り入れ方ですが、チュール使いやヒョウ柄もありますよ。もちろん、いつものティンカーベルのナチュラルなアイテムも揃っています。
>> ティンカーベルを卒業したらgrafia(グラフィア)